国文学研究資料館　教授

渡辺浩一　WATANABE Koichi 

アーカイブズ学の研究成果としては、近世都市の文書保管と歴史叙述の研究がある。

歴史学の方では、近世都市の社会構造分析を専門とする。ただし、最近の論文は災害史研究である。

単著

『近世都市〈江戸〉の水害―災害史から環境史へ―』（吉川弘文館、2022）

『江戸水没―寛政改革の水害対策』（平凡社、2019）

『日本近世都市の文書と記憶』（勉誠出版、 2014） 

『まちの記憶―播州三木町の歴史叙述』（清文堂、2004）

『近世日本の都市と民衆 ―住民結合と序列意識』（吉川弘文館、1999）

共編著

『近世都市の常態と非常態―人為的自然環境と災害―』（勉誠出版、2020）

『自己語りと記憶の比較都市史』 （勉誠出版、2015） 

Memory, History and Autobiography in Early Modern Towns in East and West, Cambridge Scholars Publishing, 2015.

『契約と紛争の比較史料学―中近世における社会秩序と文書―』(吉川弘文館、2014) 

『中近世アーカイブズの多国間比較』（岩田書院、2009）

『日本近世史料学研究―史料空間論への旅立ち』（北海道大学図書刊行会、2000）